Damienhugot EXB
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野心家ダミアンが魅せる渾身のシャンパーニュ
エペルネに本拠地を置くダミアン・ウーゴ。400年以上前に南アフリカから移⺠してきたユグノー家によって代々ワイン造りが引き継がれ、ダミアンの父親の代までは造ったブドウを大手メゾンへ販売。1993年にダミアン自らメゾンを立ち上げ、現在は化学肥料をできるだけ使用しないリュット・レゾネでブドウを栽培。
シャンパーニュと言えば地下セラーが伝統的なメゾンのあり方でしたが、ダミアンは当時誰もが驚く平屋建ての醸造所を作り、話題を集めたことも有名。
ダミアン・ウーゴは、コート・デ・ブラン地区にある2つのグラン・クリュ、シュイイ村とクラマン村にシャルドネの畑を持っており、特にシュイイ村では最上と言われるサランの丘(ほぼモエ・エ・シャンドンが所有)に隣接した畑を所有。
平均樹齢は30年以上で、特にシュイイ村のモンテギューに1937年から植わるヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)の畑は、シャンパーニュの生産者であれば誰もが喉から手が出るほど欲しがる畑。シュイイ村の特徴とも言える控えめな酸と、滑らかに広がる優しい果汁がダミアン・ウーゴの手によってバランスの良い、洗練されたブラン・ド・ブランとなります。
ダミアン・ウーゴと言えば“シャルドネ”ですが、ピノ・ノワールも栽培しており、大樽を使って良年の果汁のみを継ぎ足すソレラシステムを取り入れています。
・品種 シャルドネ100%(シュイイ村シャルドネを70%クラマン村シャルドネを30%)
・アルコール度数 12%
・熟成期間 シュール・リーで3年以上
・ドサージュ 4g/L
デゴルジュマン後、最低1年はセラーで休ませてからリリース
【テイスティングコメント】
白い花や柑橘系果実の香りが広がり、ブドウの厚みや果実感がしっかりありながら、フレッシュな味わい。ほどよい熟成感もあり、きれいな余韻が長く続く。日本料理と合わせて楽しみたい1本。